日本の消滅の危機に瀕した言語と方言2- 宮古語大神方言

2009年にユネスコが、世界の6000ほどの言語のうち2500ほどが消滅の危機に瀕している、と発表しました。

その中には日本国内の8言語が含まれていました。

2009年の発表以前から指定されていたアイヌ語に加えて、あらたに伊豆諸島の八丈語、鹿児島の奄美語、沖縄本島北部の国頭語、中南部の沖縄語、先島諸島の宮古語、八重山語、与那国語です。

 

大神島へのアクセス

大神島の正式な住所は沖縄県宮古市平良大神です。

宮古島の北部にある島尻漁港より船で向かいます。定期船は1日4往復です。また、天候や時期により出発・到着時刻が変更になる場合があります。

 

外部サイト 大神島

https://o-gamijima.com/sub4.php

上写真:大神島の全景

 

上写真:大神港

日本の消滅の危機にある言語・方言、宮古語大神方言が話されている島に着きました。

大神港。右端の白い建物が見えるのは出発した宮古島の「島尻漁港」です。

 

 

大神島のおじいの観光ガイド

大神島には豊かな自然や、特徴的な伝統・ルールなどが多々あります。島の名前の由来が「拝み島」であることからもわかるように、聖域【パワースポット】と呼ばれる場所も多く、神様のいる島として地元の方々に大切にされてきた場所です。大神島のおじいが皆さんを、大神島のルールにしっかり則りながら観光案内してくれるガイドツアーをご用意しました。

出典:大神島

 

外部サイト 大神島

https://o-gamijima.com/sub1.php

 

上写真:港のそばにある拝所(はいしょ)

 

展望台「遠見台」から左の宮古島と橋で結ばれた池間島を望む。

 

大神島の自然

大神島のノッチと呼ばれる奇岩。自然によって浸食された岩です。

明日も同じ形であるかどうか・・・。

 

道端のあちこちに穴があり、そこには手のひらほどもある巨大なカニが。オカガニです。

 

オカガニ

 

潮だまりにはたくさんのルリスズメダイが泳いでいます。

 

浅瀬には1mをこえるオオイカリナマコも。

食欲はわきませんが、食べてもおいしくないそうです。
(にほんあい編集部K談)

大神島の特産物

カーキタコ。島ダコの燻製です。

先人からの知恵で、天気が悪い時には漁に行けないので、大神島の食料事情から生まれた保存食で現在も受け継がれています。

このカーキタコをつかった料理が大神島の名物カーキタコ丼です。

大神島唯一の食堂兼売店兼民宿「おぷゆう食堂」。民宿は2部屋のみです。

 

「おぷゆう食堂 人気NO.1のカーキタコ丼」右上は大神島でとれたモズクです。

 

大神島の注意事項

大神島を訪れる際の約束がいくつかあります。伝統を守るためにも約束を守りましょう。

 

・大神島にあるものは持ち出してはいけません。

 

・重要な祭事の時期には基本的に島民しか出入りできません。(訪れる際には祭事の日ではないか確認が必要)

 

・大神島には立ち入ってはいけない聖域が数か所あります。看板等はありませんので、舗装された道路だけを歩きましょう。

 

・祭事(秘祭)を覗き見してはいけません。

 

・大神島は手付かずの自然が残る美しいシュノーケルポイントがある反面、その他とは環境が異なります。

 

・大神島には病院はありません。橋も繋がっていません。万が一事故や怪我をした場合、すぐに  処置をする事が出来ません。

大神島は高齢者が中心の人口20人ほどの島です。感染症対策は十分に行ってください。

 

「大神島で泳がれる皆様へのお願い」

大神島自治会ホームページより

外部サイト 大神島

https://o-gamijima.com/sub2.php

 

 

日本の消滅の危機にある言語・方言 沖縄県宮古語大神方言

外部サイト

文化庁委託事業 

シマジマのしまくとぅば

危機的な状況にある言語・方言に関する研究

沖縄県宮古語大神方言 金田章宏

https://riis.skr.u-ryukyu.ac.jp/kikgengo/report/miyakoogami/1011/

大神島の案内

以下外部サイトです。

 

大神島自治会

https://o-gamijima.com/

 

宮古島観光協会

https://miyako-guide.net/

 

宮古島から大神島への交通 

株式会社大神海運

https://oogamikaiun.com/

 

 

日本の消滅危機言語と方言 宮古語大神方言を通して、

日本理解が深まることを願っています。