日本情報 お正月ならではの縁起が良い植物「千両=せんりょう」

日本文化情報にほんあいサイトです。

本日もにほんあいBLOGにアクセスして頂きましてありがとうございます。

 

今回の話題は、日本情報 お正月ならではの縁起が良い植物「千両=せんりょう」についてです。

 

日本では、お正月飾りに用いられたり(造花も含む)、切り花と一緒に生けたり、鉢植えをお正月にかざったりする「千両」という植物があります。赤い実が特徴的な植物です(上写真)。

 

なぜ縁起モノなのか?について、赤い実をたくさん付けることから、商売繁盛、子孫繁栄などの意味があり、その赤い実は天に向かって結実することから伸び行くことがイメージできます。※諸説あり。

 

江戸時代の「千両」は、今のお金に換算するといくらになるのでしょうか?

皆さん誰もが気になる点だと思います。

いろいろな計算の仕方があるようですが、お米に換算しますと(令和の米騒動以来お米の価格が高騰した為)「一両」は約14万円。「千両」は、1千億4千万円位にあたるようです。

 

「万両=まんりょう」という植物もあります。千両と同じような赤い実を付けます。「万両」は、千両よりも多く実を付けるので先よりも大きい数の「万両」とネーミングされたという説があります。万両も縁起モノです。

 

ちょっと見ただけで「千両」と「万両」の区別が難しいのですが、判別法のポイントは、赤い実の向きにあります。

千両は先に説明した通り(上写真)天に向かって赤い実を付けますが、万両は垂れさがるように赤い実を付けます。

 

散策の途中で小さな赤い実を見つけたら、近づいて観察してみるのも散策の楽しみではないでしょうか。

 

写真:東京都文京区にある六義園(りくぎえん)の「千両」

 

 

#日本文化 #縁起物 #千両 #万両 #植物 #正月飾り #生け花 #六義園 #日本情報 #日本案内 #tokyo #japan #日本情報 #japaninformation #japaneseculture #plants #goodluck #ikebana #shogatsu #newyear