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今回の話題は、今日はエイプリルフールについてです。
4月1日はエイプリルフールで、欧米諸国に限らクスっと笑ってしまうジョークが飛び交うことでしょう。
エイプリルフールの発祥は欧米だと言われています。どこの国かというと諸説あり、定かではないようです。
エイプリルフールにもルールがあります。
・相手を不安、心配させてしまうような嘘はいけません。
・人を傷つけるような嘘をついてはいけません。
・嘘をついたら、ネタバラシはすぐに行う。
・人の名前を勝手に使わない。
などなどです。
国によってはうそをついても良いのは4月1日の午前中だけという限定もあるようです。
以前は、4月1日のエイプリルフールに、海外の企業はどんなジョークか、ウイットに富んだ広告かを見るのを楽しみにしており、毎年駅の売店で「The New York Times」を購入していました。
ニューヨークタイムズ紙は必ず同じ紙面の下の方が多かったのですが「今日はエイプリルフールです」とエイプリルフールの嘘をその場で撤回させるの一文が掲載されており、読者にもすぐわかる形で完結されていて気配りを感じました。毎年、このエイプリルフールの宣伝効果は高かったように感じていました。
数年前に実際にあった話ですが、ある会社さんが、読者に「えっーーーー」と感させ、心配や不安をあおるような記事をSNSで発信し、「詳細はブログ又はホームページを見て下さい」という投稿をなさいました。
弊社は取引をしていなかったので、あまり不安を感じることはありませんでしたが、驚く内容でした。
もしこちらの会社さんの取引先であったならば、社内全体が慌ててしまうほどの内容でした。
詳細をホームページかブログを読み「な~んだ、エイプリルフールのネタだったのか」とわかって、この会社さんのエイプリルフールに対する理解の少なさ、経営センスを疑いました。このような嘘のネタの他にもっと相手にクスっと笑っても貰えるネタは思いつかなかったのかと残念に思いました。このよう会社のエイプリルフールはナンセンスです。
相手に「詳細はホームページ又はブログをみてください」ということ自体相手に「手間をかけてしまう」→そこまでしてアクセス数をふやしたかったのか?という疑問と、まだまだ日本はジョークのセンスに乏しいこと、他国から見ると日本は相手への気配りができる国民性だと高い評価を受けているのに…と、残念に感じました。
今日はエイプリルフールですので、弊社は相手がクスっと笑ってしまうジョーク、相手がすぐにジュークだとわかるような仕組みを考えてからジュークを発信するかもしれませんが未定です。未定ですが決定していることはすぐにエイプリルフールのジョークだとわかるように文面に明記します。
前途のような会社さんのような「相手に手間をかける」「相手を心配させる」ジョークは発信いたしません。
企業でも個人でも、今日のエイプリルフールにセンスあるジョークでクスっと笑える記事や人の会話に出会えるかが楽しみです。
執筆:土肥原くに子