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今回の話題は、日本の食文化 近大マグロの刺身と近大マダイの焼き魚についてです。
「近大マグロ」は近畿大学水産研究所が1970年頃から研究を始め、2002年に完全養殖に成功したクロマグロ(本マグロ)のことです。近畿大学のベンチャー企業「株式会社アーマリン近大」の販売するクロマグロの登録商標だそうです。
「近大マダイ」とは近畿大学独自の40年にわたる品種改良で養殖に成功した味・色・形ともに優秀なマダイのことで、同じく「株式会社アーマリン近大」の商標登録です。
もうずいぶん前からメディア等で取り上げられている近大マグロと近大マダイをやっと食べることができました。
料理された魚を見ただけでは養殖物か天然物かの判断はつきませんが、近大マグロのお刺身も、近大マダイの焼き魚も、とても脂がのっていて美味しい近大マグロと近大マダイでした。
クロマグロは本マグロとも呼ばれていて、日本人はみんな大好きですね。しかし、天然物の収穫量は少なく「海のダイヤ」と呼ばれることもあり、マグロの中でも高級品でクロマグロ(本マグロ)が口に入らないこともありますね。これを解決しようとし、養殖マグロ、養殖たいに成功したのが近畿大学水産研究所です。近畿大学水産研究所の皆さんに感謝です。
欧米諸国ではクロマグロ(本マグロ)だけでなく「マグロ」と名前が付くもの全てにおいて日本ほどの流通がなく、「サーモン」の方が入手しやすいとお聞きしたことがあります。
来日して、日本料理店でも「マグロの刺身」よりも「サーモンの刺身」を好み、築地市場でも「マグロ丼」よりも「サーモン丼」を選ぶ傾向があるな~と感じています。
是非、来日したら養殖に成功した近大マグロ、近大マダイを食べてみてください。
日本の食文化マグロの刺身や焼き魚を通して日本への理解が深まりますことを願っています。
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