正月前に飾った鏡餅=かがみもち=KAGAMIMOCHIです。
日が経つにつれて乾燥します。
「鏡開き=かがみびらき=KAGAMIBIRAKI」の頃にはひびが入ってきます。
日本の伝統文化をまとめて紹介しているにほんあい/Nihon-iです。
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今回の話題は「日本の伝統文化 正月行事4鏡開き=かがみびらき=KAGAMIBIRAKI」についてです。
●「鏡開き=かがみびらき=KAGAMIBIRAKI」とは?
鏡開き(かがみびらき)・鏡割り(かがみわり)とは、正月に神(年神)や仏に供えた鏡餅を下げて食べる、日本の年中行事である。神仏に感謝の気持ちを示し、無病息災などを祈って、供えられた餅を食べる。汁粉・雑煮、かき餅(あられ)などで食されることも多い。
(出典:Wikipedia)
●「鏡開き=かがみびらき=KAGAMIBIRAKI」はいつ行うの?
地域によって異なります。関東地方では1月11日が一般的で、関西地方では1月15日に行う地方と、1月20日に行う地方があります。
●「鏡餅=かがみもち=KAGAMIMOCHI」は叩いて割る(わる)のはどうして?
鏡餅は包丁などの刃物で切ってはいけないという習慣があります。「切る=きる」という言葉は縁起が良くないとされているからです。
正月前に飾った鏡餅は1月11日頃になると写真のように乾燥してひびが入ります。餅が固くて包丁で切れないという現実問題もあります。
鏡開きは鏡餅を「木づち」などで叩いて割って、食べやすい大きさにします。この行動から地方によっては「鏡開き=かがみびらき=KAGAMIBIRAKI」ではなく、「鏡割り=かがみわり=KAGAMIWARI」という地方もあります。
昔多くの家庭では、鏡開きした後の餅を日光に当てて水分を飛ばして乾燥させ、長期間保管し保存食として食べていました。昔の人から、食品ロスをなくすSDGsの知恵がたくさん学べると思っています。
●現代風の鏡開き
鏡餅=かがみもちを話題にしたブログでも触れましたが、近年は鏡餅の形をしたプラスチック容器に切り餅が入っている商品も登場しています。このような商品も「鏡開き=かがみびらき=KAGAMIBIRAKI」の日には中からお餅をだして現代風の「鏡開き=かがみびらき=KAGAMIBIRAKI」をします。
●にほんあい/Nihon-iが強調したいこと
世界の人々とコミュニケーションを図るには自分の国である日本を知ることからはじまるとにほんあいは考えています。
既に日本人で海外赴任、海外留学など海外進出の経験のある方にはご理解いただけることでしょう。
これから海外赴任、海外留学のご予定がある方には、海外の対象国(赴任する国、留学する国)のあれこれを知ることと同時に、自分の国のあれこれを知って頂きたいと掲載しています。
日本の伝統行事・日本の正月行事「鏡開き=かがみびらき=KAGAMIBIRAKI」を通して日本への理解が深まりますことを願っています。
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