日本の伝統文化 芸能 落語(らくご) 新宿末廣亭(しんじゅく すえひろてい)


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今回の話題は、日本の伝統文化 芸能 落語 新宿末廣亭についてです。

 

▶落語とは?

落語(らくご)は、江戸時代の日本で成立し、現在まで伝承されている伝統的な話芸の一種である。最後に「落ち(サゲ)」がつくことをひとつの特徴としてきた経緯があり、「落としばなし」略して「はなし」ともいう。「はなし」は「話」または「噺」とも表記する。

 

都市に人口が集積することによって市民・大衆のための芸能として成立した。成立当時はさまざまな人が演じたが、現在はそれを職業とする落語家によって演じられることが多い。

 

能楽や歌舞伎など他の芸能と異なり、衣装や道具、音曲に頼ることは比較的少なく、ひとりで何役も演じ、語りのほかは身振り・手振りのみで物語を進め、また扇子や手拭を使ってあらゆるものを表現する独特の演芸であり、高度な技芸を要する伝統芸能である。

(出典:Wikipedia)

 

▶写真は新年の新宿末廣亭(しんじゅく すえひろてい)

昭和21年(1946)に建てられ、江戸時代の寄席(よせ)の伝統を重んじた落語色物定席寄席。木造建築で畳敷の桟敷席と椅子席により構成されている。

(参考資料:一般社団法人 新宿観光振興協会HP)

 

写真撮影は2023年新年の新宿末廣亭です。新宿末廣亭のサイトからこの日は「寿正月初席」が行われていたようです。

 

▶東京にある寄席(よせ)

東京には定席寄席(じょうせきよせ)は4つあります。常席寄席とは常に寄席が開催されていることを指します。寄席によって特徴があります。

新宿末廣亭、浅草演芸ホール、鈴本演芸場(上野)、池袋演芸場です。

 

 

▶落語の演目の種類は?

笑い話、人情者、怪談物など様々です。

また、古典落語、新作落語というわけかたもあります。

 

 

落語は、世界に誇る日本の伝統芸能だとも言われています。新型コロナが日本に上陸する前には「落語を聞きたい、寄席の雰囲気を実際に味わいたい」という外国人も多く通訳は同時通訳が大変だということをお聞きし、又外国語で落語をなさるという落語家さんにもお会いしました。外国語で落語をするという落語家さんは笑話の「落ち(サゲ)」が通じないことも多いとのことでした。

 

この問題は外国人だけでなく、現代の子供達にも通じることではないかと思っています。

古典落語の場合は昔の日本の庶民の生活を題材とするものもありますので現代とはライフスタイルが変化しています。落語に出てくる昔の日本の庶民の生活を知らないとツボがわからないということもあります。事前に落語の演題について予習していくと楽しめるでしょう。

落語家さんの迫力のある声量、話芸(わげい)、リアルな身振り手振りを直接見て聞いて、日本が世界に誇る伝統芸能を楽しんで頂きたいですね。

 

世界の人々とコミュニケーションを図るには日本を知ることから始まります。日本人で海外赴任、海外留学などで海外進出される方には是非日本を学んで頂き、世界で活躍して頂きたいと願っています。