日本の伝統文化 正月行事2 七草=ななくさ

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今回の話題は「日本の伝統文化 正月行事2 七草=ななくさ」についてです。

 

●七草とは?
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7日の七草には「七草」をいれた「おかゆ」を食べて1年の無病息災を願います。また別の意味では、正月にはお祝いのごちそうを食べて弱っている胃腸をおかゆで休めるという意味もあります。

 

●七草とはどんな草?

日本には古くから「春の七草」という野草、野菜があります。

1月は春と考えられ春の七草を指します。春の七草は「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(かぶ)・スズシロ(だいこん)」です。

近年は、小学4年生某出版社の教科書に「春の七草」の単元があり暗記させられ、テストに出題されることもあります。

野草は昔野原などで積んできたようですが、現代人には見分けがつきません。現代では野草も販売用に栽培されていて「七草がゆセット」として、スーパーや八百屋などで購入できます。

ちなみに、秋の七草もあります。

 

●時間のない人のための「七草がゆ」の作り方

スーパーや八百屋などで売っている「七草がゆセット」を購入しましょう。約日本円で300500円位です。

お米からおかゆを炊くのも良いでしょう。でも時間のない人はいつものように電子炊飯器でご飯を炊きます。

七草セットを水でよく洗って、細かく刻みます。

お鍋に水とご飯を入れて、おかゆを作ります。

熱くなったら、そこへ刻んでおいた七草を入れます。

味付けは塩が一般的です。

小さい子供は「七草」のおとなチックな香りがあまり好きではない場合もありますから、卵を入れて、卵とじの七草がゆにすれば食べやすくなります。

 

●七草がゆに七草を入れるだけで良いの?

地方や家庭によって異なる場合もあります。お粥に七草だけをいれる。お餅も入れる。七草「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(かぶ)・スズシロ(だいこん)」ではなく、身の回りにある野草や野菜だけを入れる、上記の七草にもっと野草や野菜をプラスするなどです。

 

17日の七草は日本の五節句のひとつで人日の節句です。

日本の「五節句」を紹介します。

一、17日 人日の節句(じんじつ の せっく)

二、33日 上巳の節句(しょうし の せっく )

三、55日 端午の節句(たんご の せっく) 

四、77日 七夕の節句(しちせき の せっく)

五、99日 重陽の節句(ちょうよう の せっく)

 

 

七草を通して日本の行事・日本文化の理解が深まりますことを願っています。

 

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七草がゆ

七草を細かくきざみます。

味付けは「塩味」が多いです。


スーパーや八百屋などで販売している「七草セット」です。

 

「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(かぶ)・スズシロ(だいこん)」の7種類の野草と野菜がセットになっています。