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「日本の伝統文化 日本の正月を迎える準備」について5回のシリーズにして掲載してきましたが、今回の話題は「日本の伝統文化 日本の正月を迎える準備5「年越しそば=としこしそば=TOSHIKOSHISOBA」です。
12月31日(大晦日=おおみそか=New Year Eve)に、日本ではほとんどの人が「年越しそば=としこしそば=TOSHIKOSHISOBA」を食べる習慣があります。
※そばアレルギーの人は日本そばの代わりに、うどん・そうめん・ラーメン等を食べる人もいます。
●日本の慣習である大晦日に年越しそばを食べる理由は?
諸説あります。
・細く長く生きる。長寿の願い。
・人(知人・友人・お客様等)と、ながくご縁がつながる。
・蕎麦は切れやすいので、今年の災いを断ち切る。
●日本の年越しそばの始まりは?
江戸時代中期だそうです。
(参考資料:Wikipedia)
確かに蕎麦=そば=SOBAは江戸時代、江戸(現在の東京)が発祥ですので、年越しそばが江戸時代にはじまったのも頷けます。
●大晦日=おおみそかの蕎麦屋事情
毎年、12月31日はそば屋には開店と同時に長い行列ができる店もあります。閉店時間まで長い行列が続きます。蕎麦屋も大変な日ですね。
この話からもわかるように、年越しそばを食べるのは日本人全員ではありませんが、多くの日本人にとって大晦日に食べる「年越しそば」は正月を迎える為の慣習なのかもしれません。
蕎麦屋は、東京でしたら神田に老舗の有名な蕎麦店が2軒ほどあります。その他の街にも老舗の有名蕎麦屋があります。それぞれのお店では特徴のある蕎麦と蕎麦つゆを提供しています。
日本各地にはその土地ならではの日本の蕎麦=そば=SOBAの食べ方があり味付けもあります。
ご参考に当サイト内に蕎麦のページがありますのでご覧ください。
●日本の食文化「年越しそば」を食べる時間と種類について
食べる時間に決まりはなく12月31日(大晦日=おおみそか)の日に食べれば「年越しそば」になるそうです。
(参考資料:Wikipedia)
数年前に、年越しそばを食べる時間と蕎麦の種類について、ひょんなことから日本人同士で話題になり話し合ったことがあります。面白い話し合いとなりました。地域性も関係すると思っていましたが地域性というよりも各家庭のライフスタイルによって違うように感じました。
大晦日は年末休みの家庭だけとは限りません。年末休みであっても家族みんな忙しいので、街の蕎麦店で食べる家庭、自宅で蕎麦を打って食べる家庭、蕎麦を買ってきて食べる家庭、毎年大晦日は自宅にはおらず帰省するので実家で食べるなど様々なようです。
実際に年越しそばを食べる時間について
・年越しそばを食べる時間は特に決めていない。
・大晦日の夕食として年越しそばを食べる(自宅で作る又は蕎麦屋又は出前)
・年を越す前の時間(21:00~23:00)頃に夜食として年越しそばを食べる。
・除夜の鐘の前にそばを食べる準備をし、除夜の鐘を聞きながら年越しそばを食べる。旧年と新年をまたいで食べる。
蕎麦の種類について
・温かい蕎麦
・冷たい蕎麦(ざるそば・もりそば)が年越しそばだと思っていた。
・縁起の良いエビの天ぷらを乗せた温かい「海老天そば」が年越しそばだ。
・なべ焼き。
・毎年、特に決まっておらず母親(又は妻)に任せている。
・緑のたぬき(カップ麺)。
・決まっていない。蕎麦なら何でも良い。
・年越し蕎麦ではなく、年越しうどんを食べる。
様々なスタイルで、日本人は大晦日に「年越しそば」を食べているようです。
日本の伝統文化 日本の正月を迎える準備「年越しそば=としこしそば=TOSHIKOSHISOBA」を通して日本への理解が深まりますことを願っています。
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年末のご挨拶
2022年も残り僅かとなりました。
平素よりにほんあいをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
日本情報サイトにほんあい/Nihon-iは本年4月に市場投入しばかりの事業部ではありますが、皆様に愛され喜んでいただける活動が幾つかは出来たという手ごたえがあります。
特に日本文化や日本の情報がまとめて掲載してあることが面白い、海外から日本へとオンラインで繋がり日本の情報がわかる、日本に関連するコンテンツを持つ講師陣から直接オンラインで話が聞ける等の声を頂きました。
新年も講師一同、より一層充実した内容をお届けできますよう邁進いたします。
本年賜りました皆様のご厚情に心より感謝申し上げます。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
2022年12月30日
株式会社七海インターナショナル
にほんあい事業部
土肥原くに子
上記写真は2022年12月風呂敷動画講座の一コマです。