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今回の話題は、日本の伝統文化 日本の正月を迎える準備2「鏡餅=かがみもち=KAGAMIMOCHI」についてです。
正月の準備として、日本の伝統文化の鏡餅を飾ります。
鏡餅を飾る場所は床の間です。しかし、近年は日本の住宅事情として和室がない、つまり床の間のない家が多い為にリビングなどに飾る場合も多いです。
〇なぜ鏡餅を飾るのか?
鏡餅(かがみもち)とは、日本の伝統である、餅を神仏に供える正月飾り(床飾り)であり、 穀物神である「年神(歳神)」への供え物であり、「年神(歳神)」の依り代である。
(出典:Wikipedia)
〇鏡餅の名前の由来は?
鏡餅という名称は、昔の鏡の形に似ていることによる。
(出典:Wikipedia)
上記のことから、昨日掲載した門松は「年神様(歳神様)=としがみさま」の目印として、門や玄関に飾り、鏡餅は「年神様(歳神様)=としがみさま」が正月の間いるところとなるようです。
〇鏡餅の色や形は?
大小の2つの丸い餅に飾りつけをする。丸い餅の色は白が一般的ですが、地方によっては一方を赤く色づけし「紅白」とし、おめでたい色にする地域もあるようです。地域によっては3つの丸い餅を飾る地域も。
〇餅と一緒に飾るもの。なぜ鏡餅と一緒にかざるの?
三方に半紙を敷いて裏白を乗せて飾る。
「橙=だいだい」意味は家が代々続きますように。※橙の代わりにみかんを飾 る場合もある。
「昆布=こんぶ」よろこぶ(喜ぶ)のゴロ合わせから。
「干し柿」串に刺して飾る地方もある。縁起が良い物として諸説あり。
・柿を「嘉来」と書き「幸せがやって来る」という語呂合わせ。
・柿は長寿の木。
・かき回しが良いように(金銭が上手くまわせるように)。
「スルメ」縁起が良いとされる意味は諸説あり。
・日持ちの良い食品であることから末永く幸せが続くという意味とする説。
・室町時代の頃からお金を「お足」といい、足の多いスルメは縁起が良いとする説。
※地方によっても異なります。
近年では、日本の餅製造企業のご努力が伺われる商品があります。餅の形をした鏡餅の中に真空パックの切り餅が入っているものなど様々です。飾りも水引や扇等縁起の良い物がついてあり、餅をそのまま飾ると固くなり食べられない(食べない)場合もありますので、食品ロスをなくすためにも工夫されています。
〇鏡餅を飾る日はいつ?
12月29日、12月31日を除いて飾ります。
29日は「二重の苦」、31日は「一夜餅」と言って葬儀を連想させるなどの理由から鏡餅をかざりません。地方によっても異なります。
〇鏡餅は家庭で作るの?
昔、鏡餅は各家庭で作っていて、年末の餅つきは親戚などが集まって餅つきを行い、餅を食べるという年末に行われる日本の伝統行事でした。
しかし、時短が叫ばれる現代では年末に餅つきをする家庭は稀です。
「餅つき」を別の角度から見るとイベントとしての餅つきは行われています。子供世代に日本の伝統文化である「餅つき」を体験させたいとイベントとして行うことはあります。
日本の伝統文化である日本の正月を迎える準備2「鏡餅=かがみもち=KAGAMIMOCHI」を通して日本への理解が深まりますことを願っています。
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