日本文化 神楽坂の善國寺から学ぶおすそ分け文化


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今回の話題は神楽坂の善國寺から学ぶおすそ分け文化についてです。

 

神楽坂の善國寺の地元の方の通称は毘沙門様で、近年は若い方々からは別名ジャニーズ寺との愛称を持ちます。狛犬ならぬ狛寅でも有名です。

 

こちらの仏様は、寅の年の寅の月の寅の日の寅に刻に降臨したとの言い伝えがあり、そこから狛犬ではなく狛寅になったという話があります。

 

また、オチもあります。

この寅を製作した彫刻師は本物の虎を見たことがなく、トラ猫からイメージしたとかしないとか・・・なんとなく猫のような顔立ち、尻尾の形の仕上がりになっているのも頷けます。カワイイ狛寅が鎮座しています。

 

先日、善國寺さんの本堂にお詣りした後に、ふと見るとお堂内の端に段ボール箱を見つけました。中には柿が入っていました。

箱には「本堂の裏の柿の木から採れた甘柿です。ご自由にお持ちください」とメッセージが添えてありました。

 

せっかくなのでひとつ頂こうかと思いましたが、仕事道具が重かったので諦めました。

 

何ともありがたい。ご利益がありそうな柿!

粋な街神楽坂!というキャッチコピーがある神楽坂ですから、善國寺のご住職のなさることも粋ですね!

 

日本のおすそ分け文化を大切に次世代に繋ぎたいと思いました。現実問題として食品ロスを防ぐために受け継がれてきたのでしょう。現代風に言えばSDGsでですね!

 

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