日本の商習慣 外国人の疑問!日本のお通し(O-toshi)システム


上の写真

左:黒いお皿は「日本料理店」のお通し。3品ありました。
右:「寿司屋=すしや」のお通し。白魚(しらうお)&うずらの卵。

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今回の話題は「日本の商習慣 外国人の疑問!日本のお通し(O-toshi)システム」についてです。

 

今回はやさしい日本語で書きます。

 

日本にある 料理屋の お通し(O-toshi)を 知(し)って います か?

 

”O-toshi” is a small appetizer to every customer which is a customary kind of cover charge.
The appetizer is the chef's choice, and we cannot make substitutions.

 

 

お通し(O-toshi)は日本の特別(とくべつ)な商習慣(しょうしゅうかん=business practice)です。

 

最近(さいきん)では、お通し(O-toshi)を出さないお店もあります。

 

値段(ねだん)は、お店(みせ)のランクによっても違(ちが)いますが、

だいたい普通(ふつう)の居酒屋(いざかや)ですと200円~400円くらい、

高級店(こうきゅうてん)ですと800円~1000円くらいです。

 

食(た)べる前(まえ)でしたら「いりません」と断(ことわ)ることもできますが

食べてしまったら、払(はら)わなければなりません。

また、食(た)べなくても、お通し代を請求(せいきゅう)するお店(みせ)もあります。

 

トラブルにならないように、はじめに聞(き)いてください。

「お通し(O-toshi )代(だい) は いくらですか?」

 

日本人(にほんじん)の場合(ばあい)、このような質問(しつもん)をする人(ひと)はいません。

 

日本の料理屋(りょうりや)とお客(きゃく)さんとの間(あいだ)にある、古(ふる)くからの文化(ぶんか)ですから質問(しつもん)をしないのだと思います。

 

しかし、最近(さいきん)では、「お通しはいりません」という人もいるそうです。

 

私は、「お通し(O-toshi )」を 見(み)て、食(た)べてから、そのお店(みせ)が どんなポリシーを持(も)ってやっているのか、ほんとうにおいしい料理(りょうり)を出(だ)す店(みせ)かどうかを判断(はんだん)しますので絶対(ぜったい)に、ことわりません。

 

私は逆(ぎゃく)に「お通し(O-toshi )」を楽(たの)しみにしているお店(みせ)もあります。

 

今日、板前さん(=料理人)は、お客様(きゃくさま)にどんなおいしいものを選(えら)んでくれるのかな?

 

そのお店(みせ)は、おいしいお店だからです。

 

※関東地方(かんとうちほう)では「お通し(O-toshi )」、関西地方(かんさいちほう)では「つきだし(Tsukidashi)」という場合もあるそうです。

 

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